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TikTok規制を美少女ファン視点で考える―規制・禁止で何が変わるか

読み物

 昨今、TikTokの規制・禁止に関してちらほら話題になっています。

 TikTokには素人から大物まで数多くの美少女が参加してきたため、当サイトでもたびたび取り上げて参りました。

【TikTok】「顔だけどあっぷ」とかいう人類最大の発明
TikTokの「顔だけどあっぷ」動画をまとめています。

 ここでは、TikTokの危険性や、規制・禁止の是非に関する議論はさておいて、もし規制・禁止されたらどうなるのか、また、TikTokの功罪、これを美少女ファンの視点から考えてみます。

 

 なお、著者はTikTokを閲覧専用で2年以上利用しており、複数カ国の美少女を3桁はフォローしています。比較的巨視的な視座から、経験に即して状況を語れるのではないかと思います。

 

 また、ここでの記載については、ほとんど正確なデータを用いていません。「利用者数が何人で~」とか「この国でのマーケットシェアが云々~」とか、全然調べていません。ですから、どこかしら間違っている可能性もあります。

 かといって、誰かが不利益を被る程度の間違えはありませんし、主観たっぷりで書いてあるからこそ、利用者としての生の見解を伝えられるのではないかと考えます(開き直り)。

 机上のデータではなく実体験。つまりドキュメンタリーですよ。

 要は、TikTokについて、一美少女ファンがああだこうだと語るだけです(そもそも美少女ファンってなんだよ)。

 

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TikTok禁止後の「代替品」

「Likee」は代替品たり得るか

 TikTokが禁止になると聞いて、真っ先に思ったのは「Likeeでええやん」ということ。

 Likeeは、まあTikTokと似たようなものです。私の観測範囲では、主にロシアで広く使われている印象。

 去年、一昨年あたりだっかな。ロシアのティーンが使い始めたようで、Instagramのストーリーにも上げられていたので、時たま見かけましたよ。

 日本ではマイナーで、少なくとも観測範囲で利用している方はおりません。TikTokが禁止されたからといってこれが急に流行りだすということはないでしょう。

 しかし、これを好機と日本やアメリカへ本格参入したならば、TikTokの地盤を引き継ぐことができるかもしれません。

 ただ、この仮説には大きな欠陥があるのですよ。

 それは、そもそもLikeeも禁止・規制の対象になるかもしれないということです。実際、早々にTikTokを禁止したインドでは、Likeeも同時に禁止されています。

 これ最近知ったのですが、Likeeも中華系のアプリだったんです。利用者層的にロシアのものとばかり思っておりました。

 TikTokとともに禁止・規制となっては、もうどうしようもないでしょうな。

Instagramの参入、「Reels」の登場

 そんな中、TikTokの対抗馬として、最有力候補たり得るのが、Instagramの新機能「Reels」であります。

 8月に入ってReelsを利用した投稿も見かけるようになりました。

 やはりTikTokの規制・禁止が取り沙汰される日米で活発に利用されている印象です。

 ただし、TikTokからReelsへ、完全に移行したというケースは今のところ見られません。併用している状態です。

 ブラジルでは、日米に先駆けてReelsが提供されていました。私がフォローするブラジルの女の子は、6月の時点でReelsを投稿しています。

 でもこれ笑っちゃうんですが、その投稿、自身のTikTokをReelsの形式で投稿しただけなんですよ。なんだかなぁってね。

 一方、ロシア、イスラエル、台湾(おいおい)、ドイツ、フランス、アルバニアなどのユーザーは、少なくとも私の観測範囲では、Reelsの利用を確認していません。TikTokのみを利用しています。

 もっとも、これらの地域では、まだReelsが提供されていない可能性もあります。

 ReelsはInstagramの一機能であるため、新たにフォロワーを獲得する必要がなく、参入が容易であるのが利点といえます。

 音楽に合わせた短い動画ということで、見ている分にはTikTokと大して変わりません。

 さらに言えば、Instagramのタイムライン上にも表示されるので、アプリが1つで済むのです。その分、これに統一されれば、若干利便性が高まる気もします。

 また、TikTokの規制・禁止の見込みから、ユーザーがInstagramへ誘導する動きもみられるようになりました。このことからも、規制・禁止後はReelsの活用が活発になるのではないかと思います。

 もっとも、Reelsが何らかの欠陥で利用されなかったとしても、TikTokの規制・禁止後には同様のサービスが複数展開されることでしょう。

 つまり、可愛い女の子が音楽に合わせて何かする短尺動画が見られなくなるということはないということです。

 我々ファンの側が、特別何か対応をするということはないでしょう。

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TikTokの功罪

 TikTokは、登場以来、良くも悪くも様々な影響を与えました。その功罪を考えることは、TikTokの要不要を考える手掛かりとなるでしょう。

 冒頭で、TikTokの危険性については触れないと言いましたが、もちろんここでも、その罪の文脈でこれについて言及することはありません。

 あくまでファン視点で「功罪」について考えます。

TikTok唯一の「功」

 TikTokの登場によって、美少女を拝むことができるプラットフォームが一つ増えました。

 基本的に画像がメインのInstagramと異なり、TikTokは動画がメインです。動く美少女が拝めるわけです。

 これはTikTokの「功」といえましょう。

「TikTok流入層」の賛否

 また、TikTokは、新たなファンの獲得の場として機能してきました。

 既存の活動(例えば、本業である女優やモデルとしての活動)ではなく、TikTokから流入したとみられるファンも、多数確認しています。

 ぱっと思いつくところだと、元おはガールでお馴染みの渡辺優奈ちゃんも「見つかって」ましたね。Twitter3000人弱、Instagram約6000人に対して、TikTokのフォロワーは約8万7000人にのぼります。

 昨年アカウントを開設したのですが、今年に入って何度か投稿が爆発的に注目され、急速にフォロワーを伸ばした印象です。

 コメント欄を見るに、おはガール時代の彼女を知らない方が多く、驚いております。

 まあ、これは賛否が分かれるところでしょう。ファンが増えることは基本的に喜ばしいことですが、「〇〇ちゃんが見つかっちゃう!」ことを嫌う既存ファンにとっては望ましからざることです。

TikTok最大の「罪」

 あとね、TikTokユーザーは民度が低いやつが多い。これが最大の「罪」ですわ。

 いくらファンが増えるったって、変なのに見つかったら、むしろマイナスですよ。

 口説き口調のオスガキとか(セクハラは論外)、嫌味ったらしいガキとか、攻撃的で排他的なK-Popファンとか。碌な奴らじゃありませんよ。

 勿論、男子学生や、その他のガキ、K-popファンのすべてがそうであるとはいいませんよ。一部に極端な奴がいるということです。ただその「一部」が他のSNSに比べて目立つんです。

 特に元某誌専属モデルちゃんへのコメントは酷かった。

 TikTokにK-popのダンス動画を上げるたびに誹謗中傷が殺到。本人は何も責められるようなことはしていません。

 肯定的なコメントもありましたが、クソみたいなコメントがいくつもあった。

 彼女が投稿しなくなったの、たぶん奴らのせいでしょ。俺は奴らを一生許さないね。

 それにくらべてInstagramの平穏さよ。

 馬鹿に見つかるリスクが一つ減るという点では、TikTokがなくなるのは、むしろ良いことかもわかりません。

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TikTok、なきゃないでいいです←結論

 いろいろ考えてみましたが、まあ、なきゃないでいいでしょ。別に困らないし。

 しかもさ、デメリット多いし。Reelsでいいよ。

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